こんにちは、umeです。
本日は0から説明シリーズの第4弾、株式投資について説明します。
前回までの記事では資産運用としての預金、債券とやってきましたが、
今までの2つは比較的リスクが少ない運用方法であったと思います。
今回こちらに記載する株式投資ですが、前の2つよりもリスクが増える運用方法となります。
詳しいやり方等は説明せず、株式の特徴やメリット・デメリットを簡潔にお伝えできればと思いますので、挑戦してみようかなという方は是非詳しく勉強してみてください。
株式投資とは
皆さんが株式投資と聞くと、たくさんのパソコンに囲まれて画面いっぱいの折れ線グラフを追いかけながらカチャカチャパソコンを叩いていて何だか難しいな〜といったイメージではないでしょうか。
確かに今まで説明してきた預金とは違い少し難易度は上がります。
早速株式投資について説明していきましょう。
まず、株式とは何か。
株式とは、株式会社が資金を集めるために発行する証券(証明書)のことです。
発行した資金を投資してくれた人に渡します。
昔は紙でしたが、今は電子株式が主流となっています。
また、その株式を購入した人のことを株主と言います。
これを見て、あれ?前回の債券と何が違うの?って思った方いらっしゃると思います。
株式と債券の違いについても説明しますね。
債券と株式の違い
色々違うところはありますが分かりやすいところで言いますと、
債券は基本元金が減ることはありませんが、株式は元金が減ることがあります。
なぜかと言うと、債券は私たちが企業にお金を貸しているんでしたよね。
貸しているのだから期日までに返してもらわなきゃ困りますよね。
そのため債券は満期があって満期に自分が払った元金が戻ってくる仕組みです。
債券がお金の貸借であれば、株式は買い物のイメージです。
私たちが様々な企業から自分の好きな株式を選んで買っているイメージが分かりやすいと思います。
自分が選んで購入したのだから、企業がいついつまでに返金する必要はないんです。
また株式には債券のように満期がないので、いつまででも持っておくことができます。
ではお金を貸したわけではないから利子はつかないし、株式投資はどうやってお金を増やすのでしょうか。
株式投資のお金の増やし方
大きく分けて2つあります。
1. 企業からの配当金をもらう
配当金とは、企業が出した利益の一部で、株主に還元されます。
注意点としては、必ずしも全ての企業が配当金を出していると言うわけではないと言うことです。
また、購入額が少ないと配当金の額もそれほど多くはなりません。
2. 売却益で増やす
私たちは買った株式を好きなタイミングで売る権利を持っています。
そして株式の特徴として株式の値段(株価と言います)は日々変動しています。
例えば私が10万円で買った株式を、15万円になったタイミングで売ればその差額分5万円が自分の収益となりますよね。
注意点として、株価が日々変動すると言うことは、高くなることもあれば低くなることもあるということです。
株式投資の特徴
株式投資でのお金の増やし方が分かったところで、株はどういった特徴を持っているのか数を絞って見てみたいと思います。
・株価は日々変動する。
これは先ほどお伝えしましたね。
変動する理由は本当に様々で、それぞれの企業の業績や経済状況等々です。
最近で言うと、コロナウィルスの影響で企業の株価の平均がガクンと落ち込みました。
株で資産運用を頑張るんだ!という方はこのような株価の動き方を見極める力が必要です。
・株式を買った会社の経営に参加できる。
どう言うこと?と思うかもしれませんが、実際に会社の経営を一緒にやると言うことではなく、株主総会という株主が会社の経営方針や経営陣の進退に意見を言える会に参加できるということです。
これはその企業の保有株式が多ければ多いほど、強い意見を言える仕組みです。
たくさん株式買っているんだから、ちゃんと利益を出すような経営方針ですすめてよね!と言えてしまうんですね。
・様々な価格帯から購入できる
株式は基本100株〜とか1000株から〜とか購入できる株数が決まっています。
しかし今は少額投資というのもあって1円から株を買うことができるサービスもあるようですね。
そのため、自分の資金面と相談しながら幅広い投資ができそうです。
株式投資のメリット
株式投資について中身が見えてきたところで、資産運用としての株式投資のメリットを挙げてみましょう。
- うまくいけばリターン(お金の増え方)が大きい
- 株主優待がもらえる(企業による)
- 配当金がもらえる(企業による)
きちんと株の買い時と売り時を見定めれば、元金の2倍や3倍になることもあり得ます。
また企業によりますが、配当金や株主優待といって企業が提供する商品や商品券・お食事券・エステ券等、株式投資のお礼にそういった優待を受けられる企業もあります。
自分が欲しい優待を探して株式投資をしてみるのも面白いかもしれません。
株式投資のデメリット
- 元金が減るリスクが大きい
- 必要な知識量が多い
- 売買するタイミングが難しい
株式は成功すればリターンが大きい分、株価が大きく下がることもあります。
説明した通り株価は様々な要因から日々変動するので、世界情勢や経済状況、企業の業績等を常にチェックしておく必要があります。
また株価の上がり下がりを示すグラフを株価チャートと言いますが、チャートの動きを読み取ったり企業の業績を示す数字を理解したり必要な知識量がとても多いです。
また売買するタイミングも初心者には難しく、自分の株式の株価が購入時より下がってしまえば中々売れずに塩漬け状態になることも・・。
ただ、皆さんにお伝えしたいのは株式投資専門のスクールに行くことはあまりオススメしません。
チャートの見方や、各種数字の見方については初心者用の本で十分学べますし、何万円とかけてスクールやセミナーにいかれるのであれば、少額で実際に株式投資を始めて慣れた方が良いと思います。
そうすれば、増えればラッキーですし、減れば自分の勉強代と思えます。
もしリスクをとって株に挑戦してみようと思った方にオススメのテキストを紹介しておきます。
1つはこの株の教科書シリーズです。
株には確かにたくさんの知識量が必要ですが、この本は難しい内容もシンプルにまとめられています。
また、構成が良いのか読んでいるだけで株の知識が頭に入ってきます。
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2つ目は、この株の超入門書です。
こちらも本当に1から教えてくれるのと、絵での説明が丁寧に感じました。
また個人的にはこの少し大きめの本のサイズ感が勉強しやすくて良いなと思いました。
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いちばんカンタン!株の超入門書/安恒理【1000円以上送料無料】 価格:1,430円 |
私はこの2冊で勉強し、最初は1株80円くらいのものを100株購入し、1万円弱から始めました。
実際に自分の持っている株の株価をチェックしながらテキストを読み進めることで理解は深まりました。
私はラッキーなことにその株が2倍になったので利益を出しながら勉強をすることができました。
どこで買えるの?
皆さん名前は聞いたことがあるかもしれませんが、株式の取引は証券取引所という場所で行われています。
しかし私たちがこの証券取引所に株式を買いに行くのではなく、証券会社が間に入ってくれています。
銀行のように証券会社に口座(証券会社の口座なので証券口座と言う)を作り、口座に入金をして株式を購入します。
そして前回もお伝えしたように証券会社はネット証券を強くおすすめしております。
まとめ
正直いって株式投資は初心者にはかなりハードルが高いです。
でもリターンが大きいとなるとやっぱり気になりますよね。
しかし安全性の高い預金や国債と組み合わせながら資産運用をすることも一つの方法です。
次回の説明シリーズでは今回お伝えする最後の資産運用方法である、投資信託についてお話しできればと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ume